ドローン事業について
使用機材
当社では無人航空機(ドローン)4機(練習機除く)にて業務を行っております。空撮と言えば基本中の基本『DJI Phantom 4 Pro+ V2.0』が2台、2方面より同時撮影も可能です。検査&調査には普通のドローンでは近寄れない場所でも撮影が可能なZoomを搭載した『Mavic 2 Zoom』、さらに産業機である赤外線カメラを搭載した『Mavic 2 Enterprise DUAL』で屋外冷媒漏れの検査~断熱状況、太陽光パネル保守点検、建物調査などなど様々な状況に対応可能です。
無人航空機(ドローン) |
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DJI Phantom 4 Pro+ V2.0 |
主要用途:空撮全般 |
重量:1375g 最大離陸重量:1500g (最大積載:125g) |
運用限界高度(海抜):6000m |
最大風圧抵抗:10 m/s |
最大飛行時間:30分 |
有効画素数:20MP |
動画撮影:4K/60P @100Mbps |
所有台数:2台 |
無人航空機(ドローン) |
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Mavic 2 Zoom |
主要用途:検査・調査 |
重量:905g 最大離陸重量:1000g (最大積載:95g) |
運用限界高度(海抜):6000m |
最大風圧抵抗:29~38 km/h(約10 m/s) |
最大飛行時間:31分 |
有効画素数:12MP |
動画撮影:4K/30P @100Mbps |
所有台数:1台 |
無人航空機(産業用ドローン) |
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Mavic 2 Enterprise DUAL |
主要用途:赤外線 検査・調査 センサー解像度 160×120 |
重量:899g 最大離陸重量:1100g (最大積載:201g) |
運用限界高度(海抜):6000m |
最大風圧抵抗:29~38 km/h(約10 m/s) |
最大飛行時間:31分 |
有効画素数:12MP |
動画撮影:4K/30P @100Mbps |
所有台数:1台 |
無人航空機(ドローン) |
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DJI Tello |
主要用途:練習機 |
重量:87g |
運用限界高度(海抜):30m |
最大風圧抵抗:-m/s |
最大飛行時間:13分 |
有効画素数:5MP |
動画撮影:HD760/30P |
所有台数:1台 |
ハンドヘルドカメラ |
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DJI Osmo Pocket |
主要用途:地上撮影用 |
重量:116g |
駆動時間:140分 |
有効画素数:12MP |
動画撮影:4K/60P@100Mbps |
オーディオ出力:48 kHzAAC |
所有台数:1台 |
ハンディレコーダー |
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ZOOM H1n/R |
主要用途:環境音録音用 |
重量:60g |
駆動時間:600分 |
内臓マイク:90°XY方式 |
最大入力音圧:120 dB SPL |
音質:24bit/96kHz |
所有台数:1台 |
動画&静止画の撮影範囲
普段自分たちは前を向いて地平線に目を向けているのであまり気づかないかもしれませんが、奥行きの限られた部分を見ると案外狭い範囲しか見ることのできないことに気づかされます。それがカメラとなると更に範囲が狭くなりす。ドローンも一般的なカメラ撮影と同じで、撮影できる範囲(画角)があります。下に説明があるように地面と水平線方向ではかなり見え方が違うのが分かると思います。
前に書いた通り許可不要で飛ばせる高さは地上より149m(150m以上許可必要)なので上記のような見え方になりますが、だいたいサッカーコート2面分くらいでしょうか。もっと広範囲に地上を撮り場合など、申請が必要なご依頼になるかも含め、ぜひご参考にしてください。
500m上空からでは下のような範囲が可能です
撮影時の映像&画像の確認
時代が変わり機材が進化しているとは言え、撮影には危険も伴います。落下・衝突など機器側の安全機能が働いていてもどうしても完全には防げません。そこで飛行にはドローンより極力目を離さないで作業することのできるヘッドマウントディスプレーを使用し、依頼現場の状況によりツーオペレーションにて対応します。
現場での確認も、ご依頼主様にリアルタイムで映像を確認していただきながら効率よく作業できるよう、タブレット端末・液晶ディスプレーをご用意しています。
点検・検査・調査
建築関係の動画・静止画の空撮業務、赤外線調査
- 建築前の敷地全体の把握や周囲の状況写真撮影
- 建物の調査業務の同行
- 建物の検査業務の同行
- 工事写真の撮影(着工前・基礎工・建て方・外壁・完成時)
- 竣工写真の撮影(カメラマンに同行or単独撮影)
その他の動画・静止画の空撮業務
- 集合写真の撮影 学校・グループなど
- 各種パンフレットや案内地図の作成用空撮など
- 別途手配のプロカメラマンに同行し空撮
- その他ドローンのできる業務全般
◆ドローンによる赤外線調査
赤外線調査においては、ご覧のようにただ撮影すればわかるというものではありません。建築的な構造知識や周囲の状況、天候など色々な面から総合的な判断が必要となります。建築知識を有した当社にお任せください。
◆ドローンによる建物調査・検査
ドローンは思っている以上に広範囲な作業を迅速かつ安全に終わらせることができます。平屋の陸屋根だったらハシゴがあれば比較的簡単に作業は終わるでしょう。寄棟などでは屋根上に登ること自体が危険です。しかしどんなに小さい建物でも屋根全体の写真は撮ることは不可能です。そこでドローンの出番です。
今までは確認することのできなかった屋根全体の写真から細部に至るまで、地上に居ながら確認することが可能です。動画、静止画共に納品可能です。自社に持ち帰り動画を見ながら色々と検討を行うことが可能です。
映像&画像加工
画像加工
撮影した画像は基本的に無加工でそのままお渡しになります。撮影依頼の内容によりもちろん画像加工にも対応致しますので是非ご利用ください。
映像加工
動画も基本は無加工のデーターをそのままお渡しになります。編集作業も承りますが、当社はスタジオでも専門でもないので簡易な編集しかすることはできません。お気軽にお問い合わせください。
飛行許可・承認状況
様々な飛行空域に迅速に対応する為、事前に想定される空域にて場所を特定しない日本全国地域にて包括申請を行っています。ただし、場所を特定しない包括申請をすることによりどこでも即日対応可能な半面、付属マニュアルによる制約が大きく出てしまいます。マニュアルは個々の会社により対応は様々で同じではありません。依頼して撮影したは良いけど後から使用できなくなったなど、依頼時には法規的な面もしっかりカバーしているかも含め業者選定のご参考にしてみてください。
受託可能な飛行可能空域及び飛行の条件
空域及び飛行条件 | 対応状況 |
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■全国包括許可取得済空域及び飛行条件■ | |
【第132条第2号】 ①人口集中地区(DID)の上空(国土地理院参照) | 取得済 |
【第132条の2第5号】 ②夜間飛行(日没~日の出の間 日の出日の入時刻方角マップ) | 取得済 |
【第132条の2第6号】 ③目視外飛行 (機体から目を離さず飛行※送信機モニタを見ること不可 【※1,3】) | 取得済 |
【第132条の2第7号】 ④人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行 | 取得済 |
■当社添付飛行マニュアルによる各項目対応状況■ ※通常添付の航空局標準マニュアル②では下記飛行全て不可 |
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許可に承認に掛かる飛行に必要な補助者 | 要最低1名 |
①人口集中地区(DID)の上空 + ②夜間飛行 | 別途個別申請 |
①人口集中地区(DID)の上空 + ③目視外飛行【※1,3】 | 対応可 |
②夜間飛行 + ③目視外飛行 【※2,3】 | 当社対応不可 |
風速5m/s以上での飛行 | 対応可 |
第三者の往来が多い場所や学校 病院等の不特定多数の人が集まる場所の上空 | 対応可 |
第三者の往来が多い場所や学校 病院等の不特定多数の人が集まる場所の付近 | 対応可 |
第三者の居る上空 | 当社対応不可 |
雨の場合や雨になりそうな場合 | 当社対応不可 |
高速道路、交通量が多い一般道、鉄道の上空 | 当社対応不可 |
高速道路、交通量が多い一般道、鉄道の付近 | 対応可 |
高圧線、変電所、電波塔及び無線施設等の施設点検等 | 対応可 |
人又は物件との距離が30m以上確保でない離発着場所 及び周辺の第三者の立ち入りを制限できない範囲の状況 | 対応可 |
夜間飛行で飛行高度と同じ距離の半径の範囲内に 第三者が存在する状況 | 対応可 |
■個別申請にて対応が必要な空域及び飛行条件■ | |
【第132条第1号】 空港等の周辺の空域【※4】 | 申請必要期間 40日程度 |
【第132条第1号】 地表又は水面から150m以上の高さの空域【※4】 | 申請必要期間 40日程度 |
【第132条第2号+第132条の2第5号】 人口集中地区(以下DID)の上空 + 夜間飛行 | 申請必要期間 20日程度 |
【第132条の2第8号】 ⑤催し場所上空の飛行【※5】 | 申請必要期間 20日程度 |
■当社にてお受けできない飛空域及び飛行条件■ | |
②夜間飛行 + ③目視外飛行 【※1,2】 | 当社対応不可 |
第三者の居る上空 | 当社対応不可 |
雨の場合や雨になりそうな場合 | 当社対応不可 |
高速道路、交通量が多い一般道、鉄道の上空 | 当社対応不可 |
⑤催し場所上空の飛行については、飛行高度同等距離の 立入禁止区域設置&監視員必要名を依頼者側にて手配できない場合 | 当社対応不可 |
※1 動画撮影は送信機モニタを一度も見ずにカメラを被写体に向け撮影することは不可能ですので目視外飛行になります。 ※2 夜間飛行にて動画撮影は※1に該当する為お請けできません。 ※3 簡易な撮影についてはヘッドマウントディスプレーを使用し目視対応が可能な場合もございます。(昼間のみ) ※4 飛行日限定や高度制限、許可自体下りない場合もございます。 ※5 飛行高度同等距離の範囲に立入禁止区域設置&監視員を規模に応じた人数手配が必要です。 |
無人航空機の飛行に係る許可・承認一覧
申請日/ 許可承認日 | 許可承認 事 項 | 許可承認 期 間 【場所】 | 許可承認 番 号 |
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001 新 | R2/02/17 R2/02/25 | 【航空法】 第132条第2号 第132条の2第5号 第132条の2第6号 第132条の2第7号 | R2/03/01 ~R3/02/28 【日本全域】 | 東空運 第19140号 東空検 第10517号 |
002 変 | R2/03/10 R2/03/17 | 【航空法】 第132条第2号 第132条の2第5号 第132条の2第6号 第132条の2第7号 | R2/03/17 ~R3/02/28 【日本全域】 | 東空運 第20557号 東空検 第11344号 |
003 新 | R2/03/25 R2/04/06 | 【航空法】 第132条第1号② | R2/04/15 ~R3/04/14 【特定範囲】 | 東事運 第33号 |
【航空法】 第132条第1号①:空港等の周辺の空域 第132条第1号②:地表又は水面から150m以上の高さの空域 第132条第2号 :人口集中地区の上空 第132条の2第5号:夜間飛行 第132条の2第6号:目視外飛行 第132条の2第7号:人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行 第132条の2第8号:催し場所上空の飛行 第132条の2第9号:危険物の輸送 第132条の2第10号:物件投下 |
- 第132条第1号①:空港周辺等
- 第132条第1号②:地表又は水面から150m以上の高さの空域
- 第132条第2号 :家屋の密集している地域の上空
- 第132条の2第5号:夜間飛行
- 第132条の2第6号:目視外飛行
- 第132条の2第7号:人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行
- 第132条の2第8号:催し場所上空の飛行
- 第132条の2第9号:危険物の輸送
- 第132条の2第10号:物件投下
- 許可等を取得しても上記は厳守すること
許可に伴う飛行実績
飛行実績の報告要領
※国土交通省-航空局HPより
許可・承認期間が3ヶ月を超える包括申請(同一の申請者が一定期間内に反復して飛行を行う場合又は異なる複数の場所で飛行を行う場合の申請)により許可・承認を受けた方は、許可承認期間の開始日から3ヶ月毎及び許可・承認期間終了までの飛行実績の報告を行って頂く必要がありますので、次の要領に沿って報告を行ってください。
※注意事項
・報告対象は当該許可承認書の効力を用いた飛行の実績になります。(許可承認を必要としない場所および飛行方法での飛行実績は対象外になります。例:屋内での訓練飛行等)
・報告期間の各3ヶ月の間に報告対象となる飛行を実施しなかった場合は、飛行実績が無かった旨の報告を行ってください。
No. | 飛行日 | 飛行場所 | 最高高さ | 飛行時間 | 該当条項 |
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001 | 令和2年7月2日 | 藤枝市内 | 149m | 40分 | 第132条の2第5号 |
002 | 令和2年7月13日 | 焼津市内 | 149m | 20分 | 第132条の2第5号 |
003 | 令和2年7月18日 | 藤枝市内 | 500m | 15分 | 第132条第1号② |
004 | 令和2年8月15日 | 藤枝市内 | 500m | 15分 | 第132条第1号② |
【航空法】 第132条第1号①:空港等の周辺の空域 第132条第1号②:地表又は水面から150m以上の高さの空域 第132条第2号 :人口集中地区の上空 第132条の2第5号:夜間飛行 第132条の2第6号:目視外飛行 第132条の2第7号:人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行 第132条の2第8号:催し場所上空の飛行 第132条の2第9号:危険物の輸送 第132条の2第10号:物件投下 |